算命学で見る「才能」とは何か――得意なことと才能は別物という話

「才能」という言葉、みなさまはどのように捉えているでしょうか?

私は「才能」はギフトだと思っていました。生まれながらに備わった能力で、特に意識しなくても自然に出てくるもの、と考えていました。

算命学の「才能星」は、それとは違っています。実はこの「才能」と「得意なこと」、命式によって重なる人もいれば、まったく別々の人もいます。そのからくりを今日はお話ししたいと思います。

才能星とは何か

もちろん生まれ持った星ではあるのですが、自分の命式の中で一番、たたかれる星。鍛えられる星。それが才能の星です。自分の宿命にスイッチが入ったとき、とにかく壁にぶち当たる、凹む、乗り越える、を繰り返すことで磨かれるのが才能星です。

算命学でいうところの「相剋」――五行が反発し合う関係――です。決して甘くない。ぼんやりしていたら才能は発揮できない。常に磨く必要がある。むしろ、磨かねばならないという意味もあります。

才能星は「磨かれる星」

ただ面白いことに、壁にぶつかりながらもその星を使い続けていると、いつの間にか「なんとなく楽しい」「充実している」という感覚に変わっていきます。自然体でいると、才能星を使う事態に出会うことが多いのです。

ま、いっか。またがんばろう。そう自然に思えるとき、実は才能星をしっかり発揮できている証拠なのです。

得意なことと才能が別物である理由

タイトルの、「得意なことと才能は別物」というのはどういうことかと言うと、才能星がデフォルトで認められやすい命式と、認められにくい命式があるからです。

「認められやすい星」とは、育った環境で無意識に発揮したら褒められ、それによってできるようになったことを指します(これもまた一つの才能ではあります)。ただし、これは必ずしも才能星と同じ星ではありません。

わかりやすく言えば、勉強ができてよい成績だったから難関大学の普通の学部に行ったけれど、本当は美術がやりたかった、スポーツをやりたかった、職人になりたかった。というパターンです。

そして算命学では、社会で認められやすい星をお金を稼げる星としています。社会で自分の居場所を作る星でもあるので、才能星であろうがなかろうが、まずはその星を輝かせることを推奨します。なので、好きなことが仕事になる人は一部の人です。好きなことより、得意なこと・認められやすいことで身を立てていかなければなりません。

つまり「好きなこと」が「才能の星」なのか、「得意なこと・認められやすいこと」が「才能の星」なのかは、それぞれの命式によって違うということになります。

才能星がない人はどうする?

また私のように「才能の星」が命式にないという人もいます。そんなに珍しくありません(笑)。その場合でも、別の「才能占技」がありますのでご安心を!

とはいえ、まずは万人にある「社会で認められやすい星」を使って、自分の生活を安定させましょう。

あなたの命式には、どんな星が眠っているでしょうか? 一度、自分の「才能星」と「得意なこと」を見比べてみるのも面白いかもしれません。

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